のりもテープも使わずに、基本的には積み上げと並べ作業で制作するワークショップ。広い場所での活動で、開始直後は個々の作業ですが、次第に隣接する同士が自然に共同制作を行う様子が見られます。
できあがった造形は、未来の都市のようでもあり、ライトアップが可能な場合は、幻想的な空間を生み出す。
記録をとった後は、「破壊」しますが、これも子どもたちにとって楽しい作業です。もちろん紙コップは再利用するため、片付けもみんなで行います。
当館恒例かつ最大のアートイベント。会場は浅間連峰を見渡す絶好のロケーションの東御市「芸術むら公園」、ここに動物たちを例年15から20種配置し、思い思いにスケッチを行います。
作画指導には、作家、教員など美術関係者が担当。加えて、武蔵野美術大学、東京家政大学、上田女子短期大学、上田染谷丘高校、千曲高校、社会福祉協議会有志(2023年度)が、さまざまなワークショップを繰り広げます。
このイベントのアイデアは、アーティストユニットのKOSUGE1-16によるものです。東御市は天下無双力士・雷電為右衛門の生誕地であり、この偉人の顕彰普及事業として、生誕250年の2017年に初回開催。紙力士は、雷電為右衛門と同じ身長197センチです。
現在は、滋野地区の里づくりの会との共催、地元企業や商店などからも多くの協賛があり、地域密着型の一大イベントに成長した。第6回目の2024年には、300名(27チーム)が参加し、まさに激アツ。